ホタルの飛び交う様子や灯台の灯りが花びらのように放射的に広がる写真を撮るために色々と調べてみました。

コンポジット撮影とは
コンポジット撮影とは、名前の通り「合成写真」のことです。
きれいで幻想的な写真を撮ることができる技術ですが、
フォトコンテストによっては、合成写真の提出を禁止しているコンテストが多いですので注意が必要です。
コンポジット撮影で必要なことは、インターバル撮影と写真合成ソフトです。
灯台の光の軌跡を撮影するために必要なものは、三脚と明るいレンズです。それぞれ説明したいと思います。

インターバル撮影とは
インターバル撮影とは、設定した撮影間隔(インターバル)と撮影回数で自動的に撮影する機能です。
今回撮影したD7500にも備えられている機能で、1秒間隔で20枚の撮影など連続して撮影することができます。
写真合成ソフト
インターバル撮影を用いて撮影した複数の写真を合成して1枚にするためにソフトウェアです。
今回は、StarStaXを用いて灯台の光の軌跡を描きます。
StarStaXのインストールなどは別の記事にてまとめますが、無料で簡単に合成写真を作成することができます。
1合成する写真をドラックアンドドロップでソフトに追加し、画像合成のボタンを押すだけの簡単操作のソフトです。

三脚
複数の写真を合成しますので、アングルやカメラの角度が変わると合成時にぶれたような、質の低い写真になってしまいますので、
三脚でガッチリと固定して同じアングルで振れの無い写真をしっかりと撮影する必要があります。
撮影後にソフトウェアでどうにかしようとすると余計な手間がかるため、撮影時にピントやアングルなどを揃えて撮影することがいい写真を撮影するために必須となります。

明るいレンズ
夜中に灯りのない暗い場所で撮影しますので、明るいレンズが必要なるのはもちろんですが、
シャッタースピードが遅くなるとどうしても光が線上になるため、シャッタースピードを早くする必要があります。
今回は、明るい単焦点レンズ(SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM )を使用しました。

シャッタースピードが遅い
f値も2.8でシャッタースピードが2秒のときの写真です。
ちょうど飛行機が上空を飛んでいたため、赤い線のように撮影されています。
シャッタースピードが遅いため、灯台の光が扇状になって見えています。
このような写真を合成したら、光の帯の集まりになり通常の長時間露光のような写真になってしまいます。


シャッタースピードが早い
f値1.4の絞り開放で撮影したのが下の写真になります。
シャッタースピードも1/8秒で高速で撮影がされています。
そのため、灯台の光がレイザーのように伸びていっています。
このような写真を合成するレイザーのような光が束になって、光の花びらのような放射的な写真になります。
先程の写真と比較してみてみてください。


コンポジット(合成後)の写真
インターバル機能を用いて、合成するための写真を撮影したら、後は写真合成ソフトで処理をするだけです。
今回の記事では、合成ソフトの使い方についての説明はしませんが、
インターバル撮影と写真合成ソフトを使用すると以下のような写真を簡単に作成することができます。
コンポジット撮影(写真例)


この写真も、1日目はF2.8のレンズを持っていったため素材が悪くなってしまいうまく取れず、
2日目にF1.4の単焦点を持っていいって撮影した写真になります。
試行錯誤しながらですが、満足行く写真を撮影することができました!