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嘉陽層の褶曲 その2〜天仁屋川河口からバン崎〜

嘉陽の褶曲 その2〜天仁屋川河口からバン崎〜

大きな岩を超えるとまた、開けた場所になり、その後また大きな岩が出てきます。

下の写真の島が近くなったようにも見えますがまだまだ距離がありますね。

道のりはまだ半分くらいでしょうか。このあたりから結構疲れます。

 

岬の先端に近づくにつれ褶曲のダイナミックさが増してきます。

山側に近づくのが怖いくらい、波でえぐられたのか褶曲がむき出しに出てきます。

上からなにか落ちてこないか、危ないので山側とは距離を取って進んでいきます。

 

人の大きさからもわかるように雄大な地層ですね。

 

バン崎もすごいのですが、下の写真が個人的に大好きな写真です。

下の写真の右側ですが、地層の上がブロックみたいになっています。

タービダイトの間の泥が流れ落ちて砂の部分が残され、どんどん崩れてきていんでしょうね。

 

アップをしたのが下の写真です。

マインクラフトのように、ブロックを重ねたような地表になっています。

 

先に進むと大きな壁が見えてきました。

歩きやすいのに前に壁があると気持ちが凹みますね。

また、海側(左側)から回り込むのか…

岩に近づくと、岩が折り重なっており、間を通って進むことができます。

この場所は、地層が鋭角で折れ曲がっており、見ていて楽しい地層でした。

どんな力が加わるとこのように褶曲するんですかね。自然の力は雄大です。

 

このように、垂直の地層もありました。

ボロボロと落ちてきそうで近づくのは怖いではありました。

 

また先が開けてきました。気持ち左側のコジマが大きくなりましたね。

先端のバン崎までもう少しです。

山側を見ると、下の写真のような岩が落ちています。

こんなのあたったらひとたまりもないですね。

山側には近づきません!

 

1時間位で、遠くにあった島の方まで来ました。

往路だけでも結構疲れます…

遠くに見えていた島が、近くだととても大きく感じますね。

この島自体も褶曲しているのがわかります。

岬の先端の方に近づくと下の写真のようにどんどん褶曲が強くなり、地層が生きているかのように波打っています。

 

下の写真の地層もお気に入りです。Photohitoにも投稿しました。

バームクーヘンみたいな地層です。年輪みたいですね。

歩いている地面も褶曲です。このあたりは足元がほぼ全て褶曲でした。

 

これまた、大きな壁を超えます。

疲れているから、回り込むよりも超えちゃえ!って変なテンションになっていました。

まだ濡れている岩は、滑るので上を歩くときは注意が必要です。両手も使って滑らないように注意して進みました。

先程の岩を越えると、これまた開けているところに出るのですが、

地面の褶曲の様子が変わって聞きて、下から地面に突き出しているようんな地層になります。

ここに来るまでは、平たく地面から出ていたのですが、地面から出ている部分が荒々しくなっています。

 

岬の先端に徐々に近づいています。目の前に見えるのが岬の先端部分ですね。

先端に近づくとどんどん元気が出てきます。

 

岬の部分に近づきました。

他の星に来たかのような景色が広がっています。

河口入口とはあきらかに違いますね。

どこを見ても目を奪われます。

ズームで写真を取ってみましたが、感動モノですね。

そこら中、すきかって暴れているバームクーヘンみたいです。

 

 

一体どうなっているのかわからない地層ですね。すごい力が加わってこのように2回も3回も折れ曲がるような地層になっています。

岬の先端が見えました。

下の写真、真ん中あたりに飛び出ているのがバン崎です。

にしても、岬の先端側は褶曲が強いですね。

バン崎を下から見た写真です。

うねうね波打っている地層です。

 

下の写真のように、そこら中波打っています。

 

バン崎到着!!

やっとのことでバン崎に到着しました。

バン崎を下から見ると褶曲がすごすぎて何がなんだかわからないですね。

少し離れて写真を取ってみました。(下の写真)

飛び出た部分が鳥の頭のように見えますね。

嘉陽層の褶曲のなかで一番美しい褶曲だと思いました。

 

下の写真は、天仁屋方面から嘉陽方面を写しました。

通う方面にも褶曲が続いてるのがわかりますね。

嘉陽まで歩いて向かいたい気持ちもありましたが、天仁屋まで車を取りに行くのも大変ですので天仁屋に折り返すことにしました。

それにしても、バン崎はいいですね。

夢中になってシャッターを切りました。

夢中になると手ブレとかが増えて失敗の写真も増えるんですよね…

干潮の前についたので、まだ海水も岩の隙間に溜まっていました。

水面を見ると波打っているように、この日は風が強かったです。

太陽が出て暑い日でしたが、風のおかげで体力的には助かりました。

バン崎を違う角度から撮影すると下の写真のようになります。

被写体をとるアングルの勉強になりますね。

地層は角度によって全然違う表情になります。

 

 

鳥が休んでいるように見えるこの角度も好きです。

この角度も地層がダイナミックに写っていいですね。

 

下の写真のようにバン崎を下から上に向かってのアングルも迫力が伝わってきます。

 

帰り道の途中、目の前に現れたのが下の写真です。

往復すると通ってきた道の表情が変わるのがとても興味深いです。

 

このようなあれあれの道を戻ります。

よくこんなところを歩いてきましたね。

 

バン崎から帰るのは名残惜しかったです。

次に来れるとしたら7月8月の真夏ですね。ものすごく暑そうです…

 

帰り道、同じ道なんですがこんな岩あったっけって思うほどいろんな岩や地層が気になります。

地面から飛び出た立派な岩ですね。

それにしてもバン崎まで歩くのは大変でした。

終始下の写真のような岩の上を歩きます。

 

以上がバン崎への道のりでした。

往復で2時間近く掛かりとても疲れますが、また行きたいと思える素敵な場所でした。

次に行くのは、夏本番かな。

次は、どんなカメラ、レンズで行こうか今から楽しみです。(完)

 

 

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